入居後の欠陥チェック
従来、建物ができあがってから1年間は「暇庇担保の期間」となっています。
欠陥の大半はこの1年の聞に発生しています。
新しい家で生活を始めたら、早めに欠陥があるかどうかを確認することが必要です。
「契約した内容と仕上げ材の厚さが違う」「床フローリングの厚さが図面のす法と異なる」などといったことは、入居前はあわただしくて気づきにくいものです。住んでみて、掃除などをしていて発見することが多いものです。
「ここにコンセントがあったらなあ」と思って図面を調べてみたら、つけ忘れだったとか、コンセントがあっても電気がきていない、ということもあります。
まず、「基礎の亀裂」「床鳴り」「床の傾き」「建具の開閉の具合」「壁の亀裂」「水栓の不充分な固定」など、直接に手で触れることができる範囲の確認をしましょう。
台所の床下収納庫は簡単に外せるので、そこから床下の清掃や湿気状況を見てください。
それと、押入の天井にある点検口から、天井や屋根裏を覗き、断熱材の有無やボルトなどの締め方の具合を見ます。
家が揺れるとか、床が沈んでいる場合は、ちょっと厄介です。土を掘って地質を見たり、壁や天井の一部を壊し、「骨組みのす法」や「締めつけ金物のとりつけ」などの調査が必要です。
それ以上に厄介なのが「雨漏り」です。
その個所の一部を壊して雨水の浸入方向を見ながら、原因や場所を確認することが必要です。
欠陥の大半は、「骨組み」や「各設備の配管段階」など、仕上げ工事前に原因がつくられていると思うべきです。