ロフトの注意点

災害時への備えをチェックする


ロフトは居室ではないのに、寝室や子供室として用いている例を見受けます。
この場合には、災害時のことをよく考慮してください。
「有毒な煙が発生するような材料はもちろん使用しないこと」「防火性が高く、調湿性のある素材を選ぶこと」また「避難するときの安全性」なども設計に反映させる必要があります。
「ロフトに上がるはしごの周りは避難上安全か」「災害時の避難路の配慮がしであるか」などを検討して、注意点をリストアップしておきましょう。

ロフトがあっても建物は2階建て


二階建て住宅でロフトを設け、3階と称している例がよく見られます。
しかし、見た目は3階でも、これはあくまでも二階建てなのです。
「建築基準法」では、居室の天井高は2.1メートル以上なければならないとされています。
しかし、3階建てにしないためには、ロフトの天井の高さを一四メートル以下とし、その面積を構造上の補正をしない場合には、二階床面積の八分の一以下としなければなりません。
そうすれば、三階の「小屋裏部屋」としての扱いになります。
しかし、このような天井高の低い部屋だと、夏場の強い日射の影響を直接に受けます。風通しの窓も確保しにくく、高温の空気が淀み、換気にも問題があります。
このようなマイナス面を充分に考慮して設計計画をしmしょう。
また、構造面では、小屋裏と呼ばれる屋根裏の骨組みを変更して空間(ロフト)をつくるので、大切な構造材を外さないように注意して計画しなければなりません。
家が揺れるというので調査にいくと、ロフトをつくるために前にあった「火打梁」をとってしまった例がよく見られます。
これでは家が揺れるのは当然です。