建て方が特徴的な住宅

木造三階建て住宅

三階建ての木造住宅は、二階建てよりも慎重な設計と施工が求められます。
設計は、原則として”構造計算”による安全確認を必要とするほか、さまざまな厳しい基準があって、それを遵守しなければなりません。
しかし実際には、土地の制約や、盛りだくさんの要望を満たさなければならないために、構造的に無理な間取りになったり、経済優先のために基準どおり施工することができず、欠陥住宅となってしまったりする例も多く見られます。
耐震性のバランスが悪く、危険な住宅となってしまっていたり、各階の平面がバラバラで上下階の柱や耐震に有効な壁が分断されて、力の伝達不良となっていたり、下階に大きい部屋があるため上部の梁に上階の荷重が集中的にかかり、そのため、梁がたわんだり・・・。
これらはどれも、強風や地震に対する危険があるばかりでなく、ちょっとした風でも建物が揺れたりするので、安心して暮らせません。

構造上の欠陥に注意

木造三階建ては二階建てよりもノッボなため、地盤にかかる力も大きく、建物が沈みこんでしまう恐れがあります。
そのため、杭を打ちこんだり、基礎を充分な強さが得られるまで掘り下げてつくったり、場合によっては地盤改良などの必要も出てきます。
上部構造を支えるコンクリート基礎は、できあがったあとでの調査・修復が困難なので、とくに”ゆとりのある設計”とか正しい施工が必要となります。
強風や強い地震から建物を守るには、「基礎の上にのる土台」や「土台の上に立つ柱や筋かい」が完全に基礎と金物によって緊結されている必要があります。
とくに建物を破壊から守る重要な役割をになう耐震壁の両側や、外側の隅の柱の足もとには大きな力が加わるので、柱や土台が基礎から抜けないようにホールダウン金物などでコ一者を緊結して備えることになっています。
また、耐震壁は建物の一部に偏らないように配置することと、上階より下階に多く設けることが重要です。
建物の主要な構造材である木の骨組や構造用のボード類を相互につなぐ金物の役割は、二階建てに比べてより重要なので、「使用する種類・寸法」や「定められた位置に確実にとりつけられているかどうか」の確認が大事です。

次に、使用した木材が腐蝕したり、金物が錆びたりしては困るので、建物内部への雨水の浸入や結露が発生しないよう、防水や防湿の工事を適切に行なうことが必要です。
火災については、外部からの延焼を防ぐ処置に加えて、内部の(とくに下階から上階に昇る)火や煙を防ぐため、”石こうボード”などで隙間なく「防火被覆」を施さなければなりません以上が構造上の重要なポイントで、これらに手ぬかりがあると、致命的な欠陥住宅になってしまいます。
木造の三階建ての基準は決められてからまだ日が浅く、しかも、かなり専門的な知識が必要なので、設計図に記されている内容が大工さんや下請の職人さんに充分に理解されていないことが多いようです。
そのため、第三者の専門家(建築家)の立会い調査や監理が重要になります。

なお、木造三階建てには「新三階建木造住宅簡易構造計算基準」が定められていますが、この内容はかなり厳しいものですので、細かい構造計算をしなくても安全な建物をつくることができます。

バランスが悪い家は雨漏りも起こりやすい

バランスが悪く、建物が揺れてしまうと外壁にも負担がかかります。
そうすると、外壁にヒビが入り、雨漏りの原因となります。
もちろん、雨漏りする前にヒビを見つけて補修すれば問題ないですが、根本を解決しない限りはイタチごっこです。

外壁にヒビなどがあるなら、一度専門家に調査を依頼した方が良いでしょう。
もちろん、バランスが悪いせいだけでヒビができるわけではないので、その場合は外壁塗装業者に外壁塗装を依頼すると良いでしょう。

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